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自家製のレモンシロップで一番厄介なのがカビですよね。
やっぱりカビが生えてしまったら、もう食べることは出来ないのでしょうか?
衛生的に考えると、カビが生えたものは食べない方がいいに決まってますが、折角つくったのなら、やっぱり何とかしたいものですよね。
そこで今回は、レモンシロップにカビが発生する原因や、カビが生えた場合もうそのシロップは食べられないのかどうかを解説します。
せっかく作ったレモンシロップを無駄にしないためにも是非参考になさってくださいね(^^)/
レモンシロップのカビの原因について
レモンシロップにカビが生えた原因として、以下のものが考えられます。
保存容器の密閉性が低かった
きちんとフタが閉まらない容器にレモンシロップを入れてしまうと、外部からカビ菌が侵入してしまい、白や青のカビが生えてしまうんですよ…。
レモンシロップを作る際はなるべく、密閉性の高い容器に入れて保管をしてくださいね。
容器がきちんと洗浄・消毒されていなかった
レモンシロップにカビが生えてしまう原因で最も多いのが、保存容器の洗浄と消毒が甘かったこと。
洗浄や消毒がきちんとされていない容器でレモンシロップを保管しておくと、きちんと密閉性の高い容器であっても、内側からカビが生えてしまうんですよ!
そうならないためにも、レモンシロップを作る際は必ず、保存容器を洗浄したうえで、煮沸(しゃふつ)消毒もして、完全に無菌状態にしておきましょう。
やっぱり保存容器が清潔であることって重要なんですね!
私もレモンシロップを作る際は、保存容器の洗浄と消毒を忘れないようにします。
あなたもぜひ、レモンシロップを作る際は、たとえちょっと面倒に感じたとしても、保存容器はしっかり洗浄と消毒をしてくださいね。
高温多湿の場所で保管してしまった
また、レモンシロップを高温多湿の場所に置いてしまうと、レモンが傷んだり、シロップにカビが生えやすいです。
シロップは作りかけの時は通気の良い冷暗所に置き、完成したら冷蔵庫に入れて保管すると良いですよ。
砂糖の量が少なかった
レモンシロップを漬け込む際に、使う砂糖の量が少ないと、保存性が低くなってしまうので、カビが発生することがあるんですよ。
それを防ぐためにも、砂糖とレモンの量は必ず1:1になるように調整して入れて漬け込みましょう。
レモンをよく洗っていなかった
レモン自体の洗いが甘いとカビが生える原因になります。
レモンを皮ごとシロップにする場合、レモンは十分に水洗いして表面の汚れや雑菌を落としてくださいね。
しっかり水気を拭き取って、余分な水分がシロップに加わらないようにご注意を。
以上がレモンシロップにカビが生えてしまう主な原因です。
原因が分かれば、レモンシロップの保存性を高くし、カビを予防することが出来ますよ。
ぜひレモンシロップを作る際は、雑菌や余分な水分が入らないように注意してくださいね。
レモンシロップ!カビが生えた時の対処法について
レモンシロップにカビが生えた時は、カビそのものやカビが生えてしまったレモンを取り除いてから、中身を鍋に移して火にかけてください。
弱火でレモンシロップを15分ほど煮込み、そして冷ませばまた普通にレモンシロップとして、食べたりドリンクに混ぜるなどして飲むことが出来るようになります。
また、レモンシロップを煮込む際は、くれぐれも沸騰させないようにしてくださいね。
沸騰させてしまうと、せっかくのレモンシロップの風味が消えてしまいます。
沸騰しない程度に火加減を調整しましょう。
また、保存容器は改めて洗浄と煮沸消毒をして、無菌状態にしておくことも忘れずに。
ただ、やっぱりカビですので・・・
ちょっとでも臭いや味が変だと感じたら、食べるのをやめてくださいね。
★関連記事⇒レモンシロップのカビの原因は?生えたらもう駄目?食べられる?
まとめ
レモンシロップにカビが生えてしまうのは、保存容器の密閉性が低かったり、容器をしっかり洗浄と消毒していなかったり、高温多湿の場所で保管していたなどが理由です。
でも、たとえカビが生えてしまった場合であっても、カビをしっかり除去し、レモンシロップを鍋に移して、沸騰しないように弱火で15分煮込めば消毒が出来ますよ。
その際、同時に保存容器も洗浄と消毒をしておきましょうね!
煮込んだレモンシロップは、また普通に料理などに使えるし、ちゃんと食べられるので心配いりませんよ。
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