ピクルスの液は使い回しや再利用は衛生的に大丈夫なのか?

おうちでたくさんピクルスを作ったとき、最後にピクルスを漬ける液が大量に残ってしまいます。

 

お酢をたくさん使っているから捨てるのはもったいないですよね。

 

ちょっといいお酢を使っている場合、なおさら渋ってしまう気持ちもわかります。

 

この残ったピクルスの液は再利用できるの?

 

殺菌作用のあるお酢を使っているから、なんとなく大丈夫な気がする…と気になっている方も多いと思います。

 

実際に、ピクルスの液を使いまわしできるのか調べてみました。

 

衛生的にも問題ないのか、再利用するときにぜひ試したいレシピもあるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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ピクルスの液の使い回しはOK?

結論として、ピクルスの液の使いまわしはNGです。

 

野菜から水分が出てしまい味が薄くなっています。

 

また、薄まったことによりカビや微生物が発生しやすくなり、傷みやすいので使いまわしをすることはやめましょう。

 

ピクルスを作るときは、もう一度新しい液を作って漬けるのが衛生的にも良く、美味しく食べられる方法です。

 

一度使ったピクルスの液は捨てるしかないの…?と思われた方もいるかもしれませんが、ほかの料理と組み合わせてリメイクすることができます!

 

野菜の水分で、お酢の殺菌作用が薄まってしまっているので加熱する料理で再利用しましょう。

 

ピクルスの液には、野菜の旨味も溶けだしているので美味しく食べることができますよ。

 

ピクルスの液の再利用レシピのおすすめ2選

ピクルスの液を再利用したリメイクレシピをご紹介します。

 

再利用する場合、ピクルスの液は1週間くらいで使い切るようにしましょう。

 

鶏肉の甘酢照り煮

 

【材料】

  • ・鶏モモ肉 1枚
  • ・塩コショウ 少々
  • ・サラダ油 適量
  • ・ピクルスの液 大さじ5

 

【作り方】

① 鶏モモ肉を一口サイズにカットする。

 

② プライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏モモ肉を入れて両面焼く。

 

③ ピクルスを漬けた液を入れて、液がなくなるまで絡めながら火を通して完成。

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ピクルスを漬けた液の量によって味が変わってくるので、お好みで量を調整するのも良いですよ。

 

時間をかけずにメインとして、お弁当のおかずになる万能メニューです。

 

ポークジンジャー

 

【材料】

  • ・豚肉(しょうが焼き用がおすすめ)200g
  • ・たまねぎ 1/2個
  • ・ニンニクすりおろし 小さじ1
  • ・ショウガすりおろし 小さじ1
  • ・しょうゆ 小さじ2
  • ・サラダ油 適量
  • ・ピクルスの液 大さじ4

 

【作り方】
① 保存できるジッパー付きの袋やトレーに、玉ねぎ、ニンニク、ショウガ、しょうゆ、ピクルスの液を入れて混ぜる

 

② ①に豚肉を加えてよく混ぜて、冷蔵庫で約20分冷やす。

 

③ フライパンにサラダ油を入れて熱し、完全に豚肉に火が通るまで炒めて完成。

 

漬ける時間によっては、野菜の水分が出すぎてしまう場合があるので作る量が多い場合など注意しましょう。

 

付け合わせに千切りキャベツや人参のグラッセなどつけてもいいですね。

 

まとめ

余ったピクルスの液は、一度きりで使いまわしをするのはやめましょう。

 

たくさん余ってしまったり一度しか漬けていないので、とてももったいないように思いますが、野菜の水分が抜けだしたことによって味が薄くなっていたり、カビや微生物が発生しやすくなっています。

 

ピクルスの液は、使い捨ての方が衛生的で美味しく食べることができます。

 

そして、残ったピクルスの液はほかの料理へリメイクすることが可能です。

 

野菜の水分も出ていますが、同時に旨味も出ているので料理の調味料としても大活躍します。

 

気になる衛生的な部分は加熱処理をすれば使えるので、ドレッシングやマリネよりも加熱料理に使うようにしましょう。

 

お肉は酢によって柔らかくなるので、お肉料理にも相性抜群です。

 

余ってしまったピクルスの液の再利用を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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