厄除け饅頭は配るなら?時期はいつ?自分で食べるのはOK?

厄年は、できるだけ平穏無事に過ごしたいですよね。気にしないも人もいますが、昔ながらの言い伝えなので、気持ち的には落ち着かない人もおおいのではないでしょうか。

 

 

厄を払う方法で厄除け饅頭ってあるのですが、これ厄払いとして配るなら、誰がいつくらいに配るものなのでしょうか?

 

 

そこで厄除け饅頭の意味や配る時期についてまとめました。自分や夫が厄年を迎える方は、平穏無事に過ごせるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

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厄除け饅頭を配る時期

厄除け饅頭を配る時期で、一番多いのは「男性が本厄の時の節分の時期に配る」です。

 

 

節分は季節の変わり目のため、邪気が生じると考えられており、その邪気を払うために
豆まきなどが行われます。

 

 

そのため、邪気を払うことと厄を払うことに最適な日が節分となるわけです。翌日は立春となり、新しい年が始まるととらえられています。

 

 

ですので、もし配るなら、できるだけ節分当日までに配り終えるといいですよ。親戚や親しい人たち、会社関係の方に配り、安心して新しい年を始められると良いですね。

厄除け饅頭は自分で食べるのはOK?

厄除け饅頭は、基本配る物なので、自分では食べません。食べても毒ではないとはおもいますが・・・本来の意味とずれますよ。

 

 

また男性の厄年に配るのが一般的で、厄を配る本人以外の人ならば食べても大丈夫。

 

 

が、自分も厄年だったら食べてはいけないという説もあるようです。地域性も大きく関係していますので、どうしても気になるなら、元からそこに住んでいる方に一度きいてみるといいかもしれませんね。

 

 

饅頭を食べたら、その人の厄を貰いそうという心配もあるかもしれませんが、自分の厄も一緒に払ってもらえるという通説なので、心配しなくてもOKです^^

厄除け饅頭の意味

厄除け饅頭の、そもそも意味としては、「節分の時期に厄年にあたる人が自分の厄を饅頭に託し、それを周りの人に配り厄を貰ってもらう」ことですよ。

 

 

関西地区(特に大阪府)で行われている風習です。

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でもなぜ、あえて饅頭なのか、ですが饅頭に入っているあんこがもとは豆から作られているため、豆まきの代わりになる・邪気を払ってくれるというのが由来になっています。

 

 

なので、もし「饅頭を配る」という風習がなくても、気持ち的に節分の時期にぜんざいをたべてみるのも、豆つながりでいいかもしれませんね。

 

厄年は砂糖を配る風習も?【我が家の場合】

厄除け饅頭ではないですが、夫の地元では厄年に砂糖を配る風習があります。

 

 

昔から砂糖というわけではなく、そのに厄年を迎える家同士で話し合い、腐りにくく
どこの家庭でも使える砂糖にすることが多くなったと聞いています。

 

 

ですので夫が小さい頃は、米・鯛菓子などもあったようです。ここでいう鯛菓子は鯛の形をした落雁の中にぎっしりあんこが詰まっている物です。

 

 

一般的な鯛と同じくらいの大きさのお菓子が配られていたようです。厄除け饅頭と同じで、あんこが厄除けの役割をするからかもしれません (´ε`;)ウーン…

 

 

夫の地元では男女の差なく厄年に配りものをするのですが、そこに住んでいる人だけではなく、離れた家族についても同じように厄払い行為をするようで。夫も地元から離れていますが、夫の実家から夫の厄年に近所の方に配ってもらいました。

 

私の地元では厄年は初午の時にお寺へ行って厄落としするくらいしか感覚としてなかったので、結婚してからその風習を知りとても驚きました。地域によって厄除けの仕方も色々あるものですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

 

厄除け饅頭についてお伝えしました。最後に今回の押さえておきたいポイントをまとめてみました。

 

 

厄除け饅頭の意味

  • 1)節分の時期に厄年にあたる人が自分の厄を饅頭に託し、それを周りの人に配り厄を貰ってもらうこと
  • 2)男性の厄年に配るのが一般的

 

厄除け饅頭を配る時期

  • 1)男性が本厄の時の節分の時期に配る
  • 2)立春の前日(節分)までに配り終える

 

なにかと心配な厄年ですが、やれることをしっかりやっておけば大丈夫だと思います。上のポイントを押さえて、厄が払われ平穏無事に過ごせるようにしてくださいね。