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年末が近づくと、年賀状の準備にとりかかるようになりますね。
新年のあいさつを兼ねて、普段はなかなか会えないような友人にも年賀状を出したい時、身内に不幸があったら・・・やっぱり出してはダメ?
そこで今回は、喪中の年賀状の取り扱いと、親戚の範囲などについて、我が家の経験もふまえて紹介したいと思います。
不安に感じる方は是非チェックしてみて下さいね。
喪中に年賀状を出すのはあり?
喪中に通年のような年賀状を出すのはNGです。
ただし、亡くなった方と血縁がどの程度近いかなどによって、「喪中」の定義はかわってきます。
また、親戚同士のお付き合いによって、出す出さないという「親戚ルール」もありますのでご注意を。
年賀状はいつまで出してはいけない?
一般的に喪中の期間は12ヶ月から13ヶ月(一周忌)です。ということは、年始めに亡くなられても年賀状は出すのはNG。
ただ一周忌を早めに行うこともありますから、一周忌をすませた段階で、喪が明けたと考えることはできるかもしれません。
これも、あくまで一般的な考え方なので、ご家族の事情にあわせて、臨機応変に対処した方が、人間関係や親戚関係的にはスムーズかと思います。
年賀状で注意すべき喪中の親戚の範囲
あと注意したいのが「親戚」の範囲です。親戚の考え方は、「親等」という表現で表します。身内で近しいほど数字が小さく、年賀状を出すか出さないかを注意しするのは「2親等」までのことが多いですよ。
↓年賀状を夫婦連名です場合、夫婦を1つの単位を考えた場合、こんな感じになります。
- ・0親等 夫、妻
- ・1親等 父母、配偶者の父母、子供
- ・2親等 兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母、孫
- ・3親等 叔父叔母、曾祖父母
おじさん、おばさん、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが亡くなった場合は、さほど気にしなくても良いということになりますね。
ただ、故人と「同居していたかどうか」「関係が深かったかどうか」によっても、悲しみも深さもちがいます。
その場合は頭身や血縁関係に関わらず、喪に服すことも、ままあることなので、やはり「一般的な基準」と、自分自身の気持ちとの折り合い、家族など意向との兼ね合いになりますね。
結婚されていて、家族で連名で年賀状を出す場合、実際のところどう考えているのかを確認しておくことをおすすめします。
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喪中に年賀状を出すのはあり?親戚の範囲は?【我が家の場合】
我が家もここ数年、伯叔父母が亡くなることが続きました。
今は夫側の伯叔父母が亡くなることが多く、理屈としては夫からしたら伯叔父母は親等が遠いので、年賀状をだしてもいいのですが、夫側の親族は関わりも強いので毎回悩みます。
毎回夫は「年賀状は出そう」といい、夫の実家も「年賀状は出したらいいよ」と言ってくれます。
遠方に住んでいて1年に1度の年賀状のやり取りだけしかできない友人たちがいるからです。また私方の親戚に年始の挨拶として送っておきたいと思ってくれていることもあります。
だだ、亡くなられた故人に関係する親戚は年賀状を送らないようにしています。そこは配慮ですから。
といった確認は配慮をしていますので、親戚一同から今まで一度も「不義理だ!」「マナーがなっていない!」と怒られずに済んでいますよ。
もし迷ったら友達だけに年賀状を出すや、例年は年賀状をご夫婦の連名で出していたとすれば、その年だけでもご自分のみの名前で出すことも良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
年に一度のやりとりで、なか遠方で会えない友人とのつながりを感じたり、お世話になっている上司への挨拶になったりと、年賀状にはいろいろな意味合いが含まれています。
喪中といえども、出したいという気持ちが強い場合は、ご家族の意向なども踏まえ、
出すか出さないかなど決められるといいと思いますよ。
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