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これから汗をかいたり、自分の臭いが気になる季節になってきました。
わきがの方は、特に悩みが増える時期で、憂鬱になってしまいますよね。
実は、洋服の素材がさらに臭いを悪化させていることをご存じでしょうか。
色んなわきが対策グッズを試していても、脇が臭くなる素材の洋服を着ていたら意味がないですよね。
今回は、どんな洋服の素材が臭くなりやすいのか、おすすめの洋服の素材などご紹介します。
わきがに悩んでいたり、わきがではなくても汗のにおいや体臭が気になる季節の洋服選びの参考にしてみてくださいね。
わきが臭くなりやすい服の素材とその理由
臭いが気になる服の代表的な素材は、ポリエステルです。
ポリエステルは、合成繊維で吸水性・吸湿性がないので汗がすぐに乾く性質があります。
さらに、シワになりにくく手頃な値段で買えるので、吸汗速乾インナーやスポーツ用のインナーの素材としてよく使われています。
汗が乾きやすく、丈夫でサラッとした着心地の良さでこの素材の下着を選ぶ方が多いと思いますが、わきがの方には相性が良くありません。
ポリエステルは、吸水性がない分乾きやすいですが、汗などの油分が付着しやすく洋服に残ってしまいます。
さらに、汗を吸い取らないため肌は蒸れやすく、臭いの素になる細菌にとって好条件の環境を作ってしまうのです。
ポリエステルは、下着やインナーだけではなく、ブラウスやフォーマルウェアにもよく使われています。
スーツの着用が多い社会人はこの素材を完全に避けることは難しいですよね。
通勤中や外出するときなど、移動の時だけジャケットを羽織らず持ち歩いて少しでも着る時間を減らしたり、ブラウスやインナーを臭くなりにくい素材に変えたりするのも良いでしょう。
脇が臭くなりにくいおすすめの素材やデザイン4つ
わきがの方は、脇が臭くなりにくい天然素材の洋服を選ぶことをおすすめします。
綿100%
綿100%は、吸水性・吸湿性ともに優れており汗や余分な水分も吸ってくれるのでとても相性が良いです。
さらに、通気性も良いのでサラッとした着心地で、下着の素材として最適です。
なかには、防臭や抗菌加工付きの洋服もあるので、素材だけではちょっと不安・・・と思う方はこういった機能付きの洋服を選んでみるのも良いでしょう。
麻・リネン
綿100%より通気性が良く夏にぴったりの素材です。
リネンは、その通気性の良さから長袖シャツでも体温調整がしやすく、きれいめなファッションを楽しめるので夏の洋服としても人気の素材です。
ウールやカシミヤ
冬も暖房によって汗をかきやすかったり蒸れやすかったりしますよね。
そのときは、ウールやカシミヤなどの天然素材を選びましょう。
ニットなどのトップス向きの素材なので、インナーには綿100%のものがおすすめです。
汗取りパッド付インナー
最近は、汗取りパッドがついているインナーが売られています。
トップスに響きにくいデザインで、インナーに直接縫い付けてあるので、自分でパッドをインナーに貼り付けるタイプと違い、ずれやゴワゴワした感じが少なく何回でも着られるのがいいですね。
まとめ
洋服やインナーを選ぶとき、脇が臭くなりやすい素材はポリエステルです。
理由は、吸水性・吸湿性がない分乾きやすい素材ですが、汗などの油分が付着しやすい性質を持っています。
油分が付着すると、そこから細菌が繁殖して臭いを悪化させてしまいます。
さらに、吸水性がない分皮膚の表面が蒸れやすく、細菌にとって好条件になってしまうので避けたい素材です。
ポリエステルは、インナーやブラウス、フォーマル系のファッションによく使われているので、フォーマルファッションが多い社会人の方は注意が必要です。
汗をかきやすい移動中にはジャケットを羽織らないようにするなど、工夫すると良いでしょう。
わきがの方は、綿100%や麻、リネンなどの天然素材がおすすめです。
吸湿性・吸湿性ともに優れており通気性も良いので最適な素材です。汗取りパッド付のインナーもおすすめですよ。
わきがの臭い対策は、人にも相談しづらく一人で悩んでしまいがちな問題ですよね。
洋服の素材でも、臭いの加減が変わってくるので今着ている服の素材を見直してみたり、どうしてもポリエステルの服を着なくてはいけない時には、着用する時間を少なくするなど対策を考えてみると良いですよ。
少しでも臭いについて悩まれている方は、参考にしてみてくださいね。