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昔は、スプレー缶を処分するときに穴をあけるのは当たり前でした。
でも、今は穴をあけること自体が「危険」と判断されていて、地域によっては穴はあけちゃダメという自治体も多いんですよ。
とはいえ、自分の住んでいる地域や自治体が「穴をあけてから捨ててください」というルールなら、危険とはわかっていながらも穴をあけないと処分ができない(´;ω;`)
そこで今回は、スプレー缶に穴をあけるときの注意点をまとめました。爆発や家事などに不安がある方は一度チェックしてみてくださいね。
スプレー缶に穴を開ける時の注意点
スプレー缶に穴をあけるときには
- 中身を使い切る
- 中身を出し切る
してから穴をあけましょう。
これをきっちりしておかないと、穴をあけたときに大変です。特にカセットコンロのスプレー缶などは、ついつい少量残っていると新しいものに取り換えがち。
せっかく鍋をやっていて、食事の途中でガスが切れちゃうと、取り換えが面倒ですものね。でも後々のことを考えると、使い切ってしまうほうが面倒がないです。
スプレー缶を軽く振ってみて、「シャカシャカ」音がするうちは中に中身が入っています。この状態で穴をあけるとプシューと中身が穴から漏れてきます。
たいていは「可燃性」「有毒性」、あとは「泡」だったりするとかなり面倒ですし、処分してる途中も危険です。静電気などで引火するケースもあるそうですよ(;^_^A
普通に使い切ってしまえるのなら、きっちり使い終わってから缶に穴をあけてくださいね。
使い切れない殺虫剤や溶剤は、中身を缶から出し切ってから穴をあけましょう。
スプレー缶のガス抜きの場所はどこなら安全?
スプレー缶に穴をあけたり、中身を出し切るような作業は「風通しがよく、あまり人気がいない場所」がベターと言われています。
でも、ぶっちゃけ「賃貸」や「人口密集地」だと、そんなプライベート空間なんてないですよね。
そうなると、自然とガス抜きをする場所は
- ベランダ
- 窓から
- 玄関先
になると思います。でも、注意しないといけない点があるんですよ。それは「火」です。
例えば
- ・屋外ボイラー
- ・給湯施設(エコキュートとかですよね?)
- ・タバコの火
です。
私も自分でスプレー缶の穴開けを玄関でやっていて、ひやっとしました。確かに玄関先に屋外給湯機があります。ベランダだと、ひょっとしたらお隣の旦那さんがタバコ吸ってるかも。
2階の窓から手を出して、穴だけちゃちゃっとあけたりするのもアリだとおもいますが、周囲の状況をきっちり確認しないと、ですね。
一番安全なのは、「公園」など、人気のない時間帯や場所などでガス抜きするのがいいのですが、なかなか手間もかけられないのが現実。
当然、スプレー缶の中身が多ければ多いほど、中からでてくる「気体」「液体」の量はおおくなるわけで、危険度も増します。1本の量がすくなくても、大量のスプレー缶を同時に同じ場所で穴開けするのも同様で。
なので、1本1本、面倒でもできる限り中身を使い切る・出し切ることが大切で、かつ安全だと思います。あとは、場所は臨機応変に。周囲の状況をきっちり確認して「火の気」がないところで作業してくださいね。
まとめ
と、偉そうなことを書きましたが、今日、朝、スプレー缶の穴開け失敗しちゃいました。
「これくらいなら大丈夫かな?」と思っていたカセットコンロのスプレー缶に穴をあけたら、一気にあたりがガス臭くなり。あけた穴をふさぎつつ、玄関から、風通しのよい道路の方面に走ってスプレー缶をもっていきました。
う、想像よりも中身がだいぶ残ってました。反省です。
人通りもなく風通しもよい道路で、穴を再度あけ、様子を観察していると、やっぱり気体が噴出してるんですよね。ゆらゆらと見えるので、微量ながら出続けているのだと。
しばらくそこで、ガスが出終わるのを待っていたのですが、全く終わりそうにないので、ひとまず勢いがおさまった段階で、自宅の玄関前にそっと置いておくことにしました。
ものすごく近くに火の気はないので、しばらく中身ができってしまうの待っています。ガス缶を使い切っていれば、こんな手間がかからずに済んだのに、と後悔しかりです。
スプレー缶を処分するときにはご注意くださいね。