ベッドでベランダをふさぐのはNG?配置に困った時の対処法

新しい家に引越ししたときに、間取りって悩みますよね。

 

特にベッドは部屋のスペースをとってしまうので、ワンルームなど小さい部屋の場合にはベランダ側に配置している方も多いのではないでしょうか。

 

ベランダ側にベッドを置くことで日の光が入って朝も目覚めやすそうだし、他の家具やスペースを確保しやすい!というメリットもありますが、デメリットな部分もあります。

 

間取りを考えているけれど、ベランダ側にしかベッドを置くスペースがないからどうしよう…と悩んでしまっている方に朗報です!

 

窓際にしかベッドを置けなくても、配置のあるポイントに気を付ければベッドを置くことができます。

 

ベランダ側にベッドを置くことのデメリットと合わせてご紹介します。

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ベッドでベランダをふさぐ配置がNGな理由

 

そもそもなぜベランダをふさいでしまう配置がNGかというと、理由は大きく3つあります。

 

① 結露や外気温がベッドに影響してしまう

 

ベランダ側にベッドを置くことで、特に冬場は外の冷気、ベッドの人の温かさと部屋の温度で結露が発生しやすくなります。

 

結露が発生すると、カビが繁殖しやすくカーテンやベッドのフレーム、布団にも影響が出てしまいます。

 

布団と窓際はホコリが出やすく溜まりやすいので、カビ以外にもダニが増殖しハウスダストとして人体に影響が出てしまう恐れもあります。

 

特にアレルギーを持っている方は避けたい問題ですね。

 

また、窓際が近いと外気の影響で寝づらくなってしまう可能性も。

 

日本はアルミサッシが主流ですが、このアルミサッシは外気温の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒いというデメリットがあり、寝る環境にはあまり適していません。

 

② 防災面で危険

 

窓際にベッドが置いてあると、大きな台風や地震で窓ガラスが割れたときに危険です。

 

事前にガラスの飛散対策などできれば良いですが、地震は防ぎようがないのでできればベランダ側にベッドを置くのは控えたいですね。

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③ 騒音が気になる

 

部屋の真ん中では気にならなくても、窓際だと色んな騒音が聞こえてきます。

 

人通りや車通りが多い場所は音も大きいので寝不足になり、仕事や学業に影響が出てしまいます。

 

どうしてもベッドを窓側に配置するときに気を付けること3つ

 

間取りの都合や持ってきた家具の大きさなど、どうしても窓際にしかベッドが置けない場合には3つのポイントに気を付けながら配置しましょう。

 

① 窓際とベッドの間は約30~50㎝あける

 

窓際とベッドの間をあけることで、結露を少なくする環境を作ります。

 

隙間が空くことでベランダからの出入りも楽にできて、掃除もしやすくなるのでホコリが原因のダニの増殖も抑えます。

 

② 機能性カーテンを付ける

 

最近の機能カーテンは、遮熱や遮光をはじめ防音や抗菌、抗ダニなど優れた機能がついているものもあります。

 

カーテンの機能性を上げることで、気になる騒音や暑さなどシャットアウトすることができます。

 

③ 折りたたみベッドを選ぶ

 

折りたたみのベッドの場合は、寝ていない間折りたためるので掃除もしやすく、ベッドからの湿気も出やすいのでカビが生えるリスクを抑えることができます。

 

また、布団ごとたためるので部屋干しもできます。

 

まとめ

 

ベランダ側にベッドを置くことで、結露やカビなどの影響や騒音などデメリットがあります。

 

しかし、間取りの都合などどうしても窓際にしかベッドを置くことができない方もいます。

 

その場合は、なるべく窓から距離をあけたり、機能性カーテンを取り入れて眠りの妨げになるものをシャットアウトすることもできます。

 

ベッドを移動できる折りたたみベッドを選ぶのも良いでしょう。

 

掃除がしやすくなったり、ベッドの湿気を出してカビやダニの繁殖リスクを抑えることができます。

 

布団ごとたたんで部屋干しすることもできるので嬉しいですね。

 

ベッドを窓際にしか置けないけれど、どうしようかな…と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。