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お子さんにとって楽しみな遠足!でも親は、準備を手伝ったり、忘れ物がないかチェックしたりお弁当を作らなきゃと、ちょっぴり大変な行事ですよね…。
その中で、おしぼりを用意することが多いと思います。
おしぼりって、タオルをおうちの水道水で濡らすだけでいいのかな?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
でも、水道水で濡らすだけのおしぼりはちょっと不衛生な気がしますよね。
ウェットティッシュは便利ですが、ゴミが出たり、小さいなお子さんだと袋から取り出しづらい等の理由で禁止になることが多いようです。
水道水だけで濡らしたおしぼりでも大丈夫?ほかに良い方法はないかしら?というお悩みの解決方法を調べてみました。
おうちで簡単にできるおしぼりの作り方も載っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
遠足のおしぼりは本当に雑菌が繁殖するのか?
答えは、繁殖します!
そもそも雑菌は、温度と水分・食べカスや皮脂といった栄養素が揃うと活性化して目には見えませんが、嫌な臭いを発します。
しかもこの臭いが発生しているときには、すでにものすごい数の雑菌が繁殖している状態なのです…。
遠足のおしぼりは、長時間濡れたまま、おしぼりケースなど密閉したものに入れることで湿度が上がり、お子さんがお弁当を食べた後に手や口を拭くことで食べカスや皮脂が付いて、雑菌にとっては好条件!
さらに、一度雑菌が繁殖した場合、洗うだけでは落とすことができません。
雑菌を繁殖させにくくするには、事前の予防と雑菌にとっての好条件をなるべく揃えないようにする必要があります!
遠足のおしぼりの作り方 時間がたっても臭くならないコツはコレ
おうちで簡単にできる遠足のおしぼりの作り方と臭くならないコツをご紹介します。
遠足のおしぼりの作り方
煮沸消毒は、病院や赤ちゃんの哺乳瓶の消毒にも使われている方法なので、お子さんが使う遠足のおしぼりにも最適な作り方です。
① 鍋におしぼりが完全に浸る量の水を入れ沸騰させる
② 沸騰したら、おしぼりを入れて10分ほどグツグツと煮込む
③ 10分経ったら、トング等でおしぼりを鍋から出して水でもみ洗いをします
④ 水気を絞っておしぼりの完成です。
おしぼりケースも煮沸消毒できる素材であれば、一緒に消毒しましょう!
ケースが汚れていたままだと、せっかく綺麗にしたおしぼりも雑菌まみれになってしまいます。
おしぼりの素材によっては、色落ちや生地が傷む場合があるのでご注意ください。
また、電子レンジでチンするやり方もありますが、化学繊維のタオルや、十分に濡らしていないタオルでは発火する恐れがあり危険なので、おすすめしません。
遠足のおしぼりで臭くならないコツ
次は、臭くならないコツをご紹介します。
せっかく除菌しても雑菌が繁殖する好条件が揃ってしまえば、不衛生になってしまいます。
そこで簡単に実践できるやり方をピックアップしました。
① ジッパー付きの袋をおしぼりケース代わりにする
おしぼりのケースの中も雑菌の温床になりやすいので、毎回除菌が必要になります。
ジッパー付きの袋であれば使い捨てができるので、除菌の必要がなくなり、毎回綺麗な状態でおしぼりを持ち運ぶことができます。
100円均一でもキャラクターが書いてある可愛いジッパー付きの袋が売っているので、代用しやすいです。
② 抗菌タオルを選ぶ
最近では、タオル自体に抗菌効果があるものが増えてきています。
ネットでも手軽に購入することができるので、煮沸消毒する時間をとるのが難しいという朝や忙しいママさんにも便利ですね。
③ 口に入れても安心の除菌スプレーをかける
おしぼりは口を拭いたりするときにも使うので、除菌スプレーってなんだか抵抗がありますよね。
でも、除菌スプレーの中には、赤ちゃんやおもちゃのお手入れにも使えるものも販売しています。シュッとおしぼりにかけるだけなので、これなら手間もかからないので使いやすいですね。
④ おしぼりに使うタオルを2枚以上用意する
一度臭いや雑菌が繁殖したタオルは、完全に除菌することが難しいです。
そのため毎回同じおしぼりを使うと、かなり不衛生な状態になってしまいます。
そこで、少しでも雑菌の繁殖を抑えるためにおしぼりを2枚以上用意して、1枚遠足で持たせたら、使っていない1枚はしっかり除菌するようにしましょう。
まとめ
おしぼりは、水道水で濡らしただけでは雑菌が繁殖してしまいます。
さらに、皮脂や食べカスといった栄養素も雑菌を繁殖させてしまう要因なので、しっかりと除菌しましょう。
除菌は、煮沸消毒が手軽で安心して試せる方法です。
ほかにも、臭くなくなるコツとしておしぼりを入れるケースをジッパー付きの袋を活用したり、抗菌タオルや除菌スプレーといったグッズも便利です。
忙しいママさんでも取り入れやすいので、遠足のおしぼりがちょっと不衛生だなと感じる方はぜひ試してみてくださいね。
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