お弁当の前日の下ごしらえはどこまで?夜つくって詰めてもOK?

お弁当の前日に下ごしらえしておくと朝の忙しい時間帯の時短になりますよね。

 

でも、実際のところ食中毒が心配だったり、詰めてみたもののおいしくなかったらどうしょう、とあれこれ心配も多かったりします。

 

 

 

そこで今回は、弁当の下ごしらえは前日にどこまでOKなのか、を紹介します。前日の夜準備しておいてもOKな「おかず」の紹介や、夜つめちゃいたいという人への注意点も紹介します^^

 

お弁当作りを手早くしたいと思っているけど、ちょっと不安がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

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お弁当の前日の下ごしらえはどこまで?

お弁当を前日下ごしらえするときに注意したいのは「衛生面」と「味の劣化」です。

 

どうしても、時間の経過とともに食材によっては「傷みやすい」ものと、「おいしくなくなる」ものが出てきます。この2つに注意して

 

「できるだけ味がかわらないように」「傷まないように」下ごしらえをしていくとおいしくお弁当が作れますよ。

 

逆にいうと、前日につくると「食中毒が不安」「まずくなる」おかずは前日につくるのは避けたほうが無難ですよ^^

 

基本は

  • ・しっかり火を通す
  • ・容器をしっかり除菌をする
  • ・再度加熱をする
  • ・詰めるとき、水分や汁気をなくす

です。これだけでも痛みの具合はだいぶ違いますので、ぜひやってみてください。

お弁当の前日の下ごしらえは?ご飯系

味のついているご飯は傷みやすいというのが通説です。なので、「炊き込みご飯」などは、前日つくってしまうとちょっと心配です。

 

とくに具に「ホタテ・アサリ」などがはいってるとちょっと危ないかもです。暖かくなる季節から夏場にかけては避けてくださいね。

 

一方で、ケチャップライスやチキンライスは夏場でも持参する方が大勢いらっしゃいます。前日につくって、冷蔵庫保管。朝にレンチンして、冷ましてから持参すれば問題ないですよ^^

 

心配ならお弁当にしく「除菌シート」を使う手もあります。腐りやすい具はできるだけさけて、保冷剤・除菌シートをつかえばよほどは大丈夫なはずです。

 

お弁当の前日においなりさんは?

ただ、ご飯がメインになるような「おいなりさん」「海苔巻き」は、ちょっと前日の仕込みは向かないかもです。

 

お米がパサパサになってしまいおいしくない。しかもレンジでチンすると、酢飯の酢が飛んでいってしまって、残念な味になってしまいます。

 

全部はつくらず、「あげ」や中身の具だけを前日までに仕込みをしておくと時短になりますよ。

お弁当に前日の下ごしらえは?揚げ物や肉系

肉系はしっかり火を通しておけば比較的安心です。おいしく作りたいなら、「焼く」「あげる」は当日調理がいいです。

 

揚げ物の場合は、下ごしらえは「切る」「衣まで」にしておきましょう。

 

例えば

  • ・唐揚げ
  • ・ハンバーグ
  • ・エビフライ

などですね。

 

お弁当に前日の下ごしらえは?果物や生野菜

デザート果物やサラダは前日カットでもOK。

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ただし、野菜や果物にふくまれている水分が外に出てしまうかもです。べちゃべちゃにならないように、フルーツやサラダの容器は別にしておくと安心ですよ^^

 

お弁当に前日の下ごしらえをしないほうがいいもの

卵やマヨネーズなどを使うものは、暖かい季節になると食中毒がきになります。

  • ・たまごサンド
  • ・エビマヨ
  • ・マカロニサラダ

などですね。

 

それ以外にも「タルタルソース」なども作り置きは危ないと思います。卵だけゆでておいて、当日混ぜるだけの下ごしらえなら安心ですね。

 

卵焼きも、火を通しているとはいえ、時期的にはちょっと不安かなーと思います。私は冬場はもっていっちゃいました(^_^;

 

お弁当の前日の夜でも大丈夫なおかずは?

お弁当のおかずは、ものによっては前日つくってしまっても大丈夫です。

 

夜つくっておく場合には

  • ・しっかりと火をとおして
  • ・冷めてから冷蔵庫で保存

が基本です。念のために、翌朝温め直しをすると安心ですよ。レンジでチンしてくださいね。

 

お弁当 前日の夜つくっても大丈夫なメニューは?

しっかりと味つけされた

  • ・カボチャの煮物
  • ・きんぴらゴボウ

などの常備菜は、全然Okです。

 

また、しっかりと火をとおしておけば肉系の

  • ・照り焼きチキン
  • ・生姜焼き

もOk。生姜焼きは、冷蔵庫保管しておくとカチカチになるので、朝、蒸し焼きにするとやわらかくなって触感がもどります。夕飯のおかずがあまった時にもっていけますよ^^

 

あとは、鮭などの魚の切り身や、ソーセージも大丈夫ですよ。

 

 

麺類は前日ゆでておいてもOK

冷やし中華や、そうめんなどの麵は前日ゆでておいてもOKです。具材と合わせるのは食べる直前に^^

 

お弁当の前日に詰めてもOK?

翌朝レンジでチンしなくても気にしないなら、前日のうちにつくったおかずを弁当箱につめてしまいましょう。

 

当然ですが、その場合は

  • ・傷みやすいおかずはさける
  • ・つめたお弁当は冷蔵庫で保管

してくださいね。

 

ただし、ご飯はだけは別。

 

冷蔵庫にいれると、味がおちます。遠足や運動会などでレンジが使えない時は、ご飯はできるだけ当日に用意した方がおいしく食べられます。

 

お弁当を持ち歩く時にも保冷剤をつかうなど、極力傷まないように保管してくださいね^

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

おいしく食べたいのなら「下ごしらえ」は、焼く・あげるの直前まで。夜の内につくったおかずを持っていくなら、傷みやすいものは極力さけて、保冷剤やレンチンなどを前提に考えてください。

 

また、大人と子供では体力差が違います。小さい子の方が敏感にでるかもしれません。子供用の弁当の場合には、慎重に作り置きを考えてあげて下さいね。

 

 

サンドウィッチは取り扱いによっては大丈夫だったりします。前日の仕込みなど詳しくかいた記事がありますので、詳しくはこちらの記事をチェックしてみて下さいね^^

 

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